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そもそも医療機関ごとにどんな違いがあるのか

日本の医療制度の特徴といえば、誰もが国内どこでも、いつでも医療提供を受けられる保険システムになります。
しかし、どこでも同じ医療が受けられるかというとそうではありません。
病院の機能分化が進んだことで、病院にとって、機能に違いがあるからです。
大病院や中小病院、急性期と慢性期病院という呼び名があるように、病院にもさまざまな種類があります。
大病院や中小病院というのは、病院ベッド数や規模の違いで、急性期と慢性期は病院の機能の違いです。
急性期とは病気の発症直後で、病状が不安定な状態になるので、それだけ多くの医療スタッフが必要で集中的な治療を必要としています。
一方、慢性期は比較的、症状が安定していますが、急性期ほど多くのスタッフを抱えることができないわけです。
基本的に看護師の数で区分されていて、その数により診療報酬や入院にかかる費用も異なります。
現在の制度で、多くの看護師が配置されているのは、患者七人に対して、一人の看護師が配置されている病院で、このような病院では、急性期の中でも特に手厚い医療の提供をしています。
もちろん、そのような配置の病院ばかりではないので、十対一が急性期、十三対一が慢性期というのがベースです。
そのほか、地域包括ケア病棟やリハビリテーションを目的とした回復期病院もあります。

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